金玉への憎しみ

愛しの真木あんなで抜いてるというのに精液の量が少ない。足りない。


いつもと変わらぬ量しかでないとは何ごとか。
お前らやる気あんのかよ。
やる気がないなら夢なんか諦めろ。そしてさっさと実家の農家でもなんでも継ぎたまえよ。
金玉に対してプロ意識の有無をとことん問い詰めたくなった。
何度も言うようだがあんなちゃんが与えてくれる幸福感に対し、感謝の気持ちともいえる精液が圧倒的に足りていないのだ。
ありがとうも言えないで世界平和なんてどうかしてるよ。
射精も満足にできないで愛してるだなんてどうかしてるよ。
絶望だ。漫然と冷えきった絶望が唯ここにはある。
焦燥の砂を食み後悔の波に消える。
彷徨えど手にするのは汚濁しきった恥辱の木片。
一体俺は何を語っているのか。