2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

女子高生四部作-3 In the train

僕の隣に座り、うとうと舟をこぐ女子高生。 その女子高生を見つめる向かいのおっさんが醜過ぎる。 口を半開き、目玉をひん剥き、身を乗り出して必死に女子高生のパンツを見ようとしてるんだ。 いい歳したオヤジが娘ほども歳の離れた少女の下着を見ようと全力…

女子高生四部作-2 Teenage Casualties

世の中落とし穴だらけです。 僕が最近一番ビビったのが、本屋のビジネス書コーナーに「第三文明」が置いてあったこと。 就職活動を始めた馬鹿学生がSPI問題集なんかと一緒に「基礎教養も大事だよなぁー」なんて、買っちゃったら、まあ大変っすわ。 決して基…

女子高生四部作-1 Daydream Nation

甘辛の海で、溺れる。 学食の日替わりランチ450円。ハンバーグと唐揚げ、トマトサラダだったんだ。 一枚のお皿におかずが全部載ってるんだけど、これにまんべんなく甘辛のタレがかかってる。 ハンバーグ食べても甘辛。唐揚げ食べても甘辛。キャベツを噛んで…

セックスの挿入時間

妙に納得してしまった。 今さっき東京MXTVの名物番組『5時に夢中!』を見ていたら興味深いニュースが流れた。 なんでもこのたび『絶倫ピック』なるものが開催され、セックスにおける国別の持久力が発表されたらしい。 番組内ではスポーツ新聞からの紹介とい…

女たちへ

■前書き どうやったら僕のことを知ってもらえるか、どうやったら男という生き物について理解してもらえるかを一生懸命考えたんだ。 だからこの文章は、できれば女の人に読んでもらいたい。 男に期待し、裏切られ、それでも失望しきれない、どこにでもいる愛…

戦争と四季

街頭に立ち、女は春を売った。 不思議と涙は流れなかった。 熱に浮かされた男は夏を賭けると言う。 引き留める声も最早届かない。 少年と少女、それから仔猫の話。 彼らは夜な夜な計画を立てていた。秋を盗むのだ。 老人が開く冷蔵庫には空っぽの冬だけが詰…

戦後史の授業を受けたのです

老教師が戦後の食糧難を語る際に「そうして女たちは街頭に立ち、春を売ったのです」って言ったのが凄く渋く感じてしまって。 考えてみれば売春ってハイセンスな暗喩だなと。 だって、春を売る って凄くないですか? 夏いて離れず秋が来ない。冬冬帰らず家内…

打倒品川さん

傘おきっ放しにしてたら置引にあいました。 アタシ負けない。ポジティブにいくもん。 両手が自由になって最高に楽チンだぜ。ヒャッハー!! 長期休暇中より、むしろ学校がある時期の方がブログ更新頻度が上がる法則 キーは電車です。片道90分ありますから、記…

吸い込んだ一秒

訪れる、朝の光 魚屋から煮付けの匂い 青物屋からは旬果の匂い 珈琲屋が豆を挽き、パン屋のバターは甘く焼ける 襟詰め制服の湿っけた匂い 俯く背広のくたびれた匂い 退屈そうな少女のあくび 死にゆく者も乳飲み子も等しく包む雨の静寂 鉄が軋む鈍色の匂い 整…

ズコー。

前回の記事を読んだ友人から「キミはシュールレアリズムに転向したの?」と問われました。 偶然かもしれませんが、高幡マクダナーズをアップした翌日はブックマークアクセスが三倍になっていました。 反響があったと言えるのかもしれません。 僕のシュールレ…