就職しました。

こんにちは。篠塚まさる27歳です。
4年近く勤めたアダルトビデオメーカーを退社し、るろうにをすること3か月。
このたび出版社への転職が決まり、来週から漫画編集の仕事をすることになりました。
前職の職場環境がどうだったかは「社歌がラップだった」ことでお察しください。
ただ、意味のない4年であったとも言えないのは事実です。


営業で培ったものがあります。
打算的な精神と金勘定の視点です。
AV屋として養われたものがあります。
扇情的な物語の作り方と後ろ指さされる人間の視点です。
これらを活かせる場所を探したら、するっと仕事は見つかりました。


先日、お世話になっているある方(非仕事関係)に
営業を辞めて編集者になると報告をしました。
祝福していただけた事はありがたかったです。
でも「好きなことができるのは若いうちだけなんだから」という一言が
魚の小骨みたいにちくりと引っかかっています。
その方は僕がどすけべビデオメーカーで働いていたことを知りません。
きっと悪気なく漏らした一言なのでしょう。


どすけべビデオも漫画も僕は大好きです。
好きなことを生業にしても時には好きじゃない仕事をしなきゃいけないというのに
自分から進んで好きじゃないことを仕事にしようと決める方もいます。
不思議に思えるのは僕がまだまだ子どもだからなのでしょう。
でも子どもにしか子どもの気持ちは分からないので
忘れてしまういつかの為に、今ここに記しておくことに決めました。


そろそろ出かけます。それではまた。