晴れときどき真木あんな
ついこの間のこと。
いつものようにフラっとレンタルビデオ店により、
新作DVD(1泊)と旧作DVD(7泊)を一本づつ借りたんです。
まあ一通り鑑賞したのち、延滞するのも難だし
次の日素直に新作のみ返しにいったわけ。
「ありがとうございましたー」
さわやかな朝の挨拶が澄みきった青空にこだましたね。
うんうん、接客とはこーでなくっちゃ。
感心しながら帰路につきーの6日後。(旧作の返却日です)
…ボクは突きつけられた圧倒的現実に心底絶望していた。
部屋に転がる“新作”のケース。
そしてどこにもない旧作のケース。
どうやらまさるさん、誤って旧作のケースに新作本体を入れて返してしまったらしい。
(※レジで読み取るバーコードはケースについています。)
(※レジで読み取るバーコードはケースについています。)
(※レジで読み取るバーコードはケースについています。)
Oh!マイガッ!!!!!
つまりレンタルビデオ屋さん的には“旧作を一泊で返し新作を6日も延長している”というデータが残っているわけ。
ありえねぇー!!!
なんで返却した時一言ないのよ??
何が「ありがとうございましたー」ですか!
それでも乙女ですか!
若干躊躇いながらも僕は急いでレンタル屋に向かった。
そう、「真木あんな ビン感BODYでおねだりSEX」(新作)のケースに入った「僕だけの爆乳オナメイド2」(旧作)を持って。
〜〜〜〜〜〜〜〜以後レンタル屋での会話〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あのー、僕が借りたDVDがですね、いや、えーとなんていうか・・・」
テンパる自分。
「はぁ。どうなさいましたぁ?」
無気力なバイト店員。
ゴソゴソ…(かばんを漁る)
「このDVDのケースはこの間お返ししたDVDのケースなんです。今入れてるDVDはお返ししたケースに入っていたもので…」
「……はい?」
店員理解不能
「(くそっ)・・・だから!“僕だけの爆乳オナメイド2”のケースに間違えて“真木あんなビン感BODYでおねだりSEX”を入れ返却しちゃったんです!」
「あぁ、真木あんなが爆乳オナメイドですか。」
コイツ話を全く理解してない。
「返却の際、ケースとDVD本体を確認したにも関わらずなんの声もかけなかった店側にも過失はあるんじゃないでしょうか ってそういう話です。」今度こそ分かったはず。
「あぁ−なるほど。ではお客様は7泊でレンタル予定の旧作“僕だけの爆乳オナメイド2”のDVDケースに“真木あんなビン感BODYでおねだりSEX”の本体を入れ返却なさったと?」
大声で連呼しやがって。喧嘩売ってんのかコイツ?
イライラしながら爆乳だのオナメイドだのと騒ぐ二人。
一応断っとくけど100%の実話です。
「そういう事になりますね。つーことで延滞料のほうは・・」
「はい、もちろん今回は無料という形にさせていただきます。 申し訳ございませんでした」
ラッキィ♪意外にすんなりいっちゃった。
「え、無料なんですか?悪いですねー。
いやこちらにも責任はあったと思うんで今度から気をつけますね^^すみませんでしたー。」
急に腰低くなる自分。
・・・。
かあさん、僕は今日、初めてアダルトビデオの延滞料金を値切ったよ。
またひとつ大人の階段を昇ったんだ。
(2007年02月22日02:35/mixiにて)