乙女ポエム

働かざる者たちへ

もう死ぬって言ってた3組のあいつ、ほんとは全然元気らしい。 アタシほんとに心配してたんだから。ばかみたいじゃんか。もう。 新井薬師の商店街で「好きすぎて眠れない」って。 大妻女子の生徒たちがきゃーきゃーはしゃいで歩いてく。女の子たちはみんなど…

日曜の夜、アパートは僕から抜け出した。

日曜の夜、アパートは僕から抜け出した 階段を下りる匂い、換気扇からシャンプーの湯気 暗闇にぽつんと現れるコインランドリー 見てようが見てまいがまわる誰かの生活 半地下の酒場の階段でよろめいた男女は 思わず顔をつき合わせ、クスクス笑っていたね 駅…

12月の雨はいい女に違いない 春先の雷雨が見せる無邪気な表情はなく 夏の夕立が発する性的な香りもない かといって秋月の霧雨のよう憂いを帯びた瞳で見つめることもせず 12月の雨はただ降り続ける この雨が女だとしたら笑顔がみたい 我を抑え、まばたき一つ…

たとえば、死んでしまった女に恋をする

ハードディスクを整理していたら無数のエロ漫画zipと共に、昔書いたとんでもないポエムが出てきました。 こんな文章を本気で書いていた自分にクリビツです。 恥ずかしさに鼻からチルミルを吹き出し卒倒しそうになりましたが、折角なのでここに載せることにし…